フィリピンの通貨 フィリピンペソ

フィリピンで会社設立、運営していくうえで、どうしても覚えておきたいのがフィリピンの現地通貨!まだまだクレジットカードの普及率の低い当国で、現金の受払いは、事業を運営していくうえで欠かせません!

フィリピン設立法人の円滑な運営のためにも、ここではフィリピンペソについて学びましょう!

 

フィリピンペソは、フィリピン国で使われている通貨で、日本円だと約2.4円にあたります。

”ペソ”という名前はかつてのスペイン統治下の名残で、ペソという名前を使ってる(使っていた)国は他にもメキシコ、コロンビアなどの中南米国に見られます。

通貨はは1,5,10ペソ硬貨と、20,50,100,200,500,1000ペソ札とがあります。

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上:フィリピンペソ紙幣(Wikipediaより)

 

また、補助貨幣としてセンタボと呼ばれる通貨があり、1ペソは100センタボです。アメリカのドルとセントに似てますね。

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上:フィリピン硬貨 (Yahoo!ブログより)

 

しっかりと硬貨を覚え、金額の間違いのないようにしましょう。フィリピンの営業所にて経費精算など、現筒迂回触れる機会は多々あると思いますが、頑張ってください!

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仕事のしやすいフィリピン -ビジネスしやすい都市ランキングー

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国際金融公社のビジネスのしやすい都市ランキングでは、フィリピンは全世界で109位、東南アジア圏では14番目となっています。(日本は34位です)

特に電気については2015年21位から19位へと躍進し、フィリピンのインフラ投資に対する本気度がうかがえます。実際、フィリピン国内のいたるところで、コールセンターなどを中心としたBPOサービス業の会社の設立が盛んです。

クロスボーダーどり引きは、前年と比べ1ランク落とし95位となってしまったものの、海洋国家フィリピンの強みとなっております。

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フィリピンのコールセンター業がインドを抜いて躍進中! その訳

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今回はフィリピンの急成長セクターであるコールセンター業が、どうしてここ近年伸びたかについて考えてみましょう。

以前、英語圏企業の主なコールセンターの外注先としては、インドが有名でした。しかし2010年インドはBPO(ビジネス・プロセス・アウトソース)サービス業でフィリピンに追い越されてしまったのです。原因はインドの

  • 高騰する人件費と流動的な人材、
  • 粗悪な労働環境、そして
  • 独特の訛りの強い英語

にあったとされます。対してフィリピンは

  • 年間35万人もの大学卒業者という質の高い人材
  • 近年のインフラ投資によるインターネット網の充実
  • 過去の歴史から、アメリカ英語を使う人が多い

という理由を背景に進出企業を増やしていきました。日本も、パナソニック米国法人が英語圏のためのコールセンターを設立、運営しています。

 

うまく活用することで英語圏に展開しているサービスの費用削減や、他英語圏への参入など、色々な可能性を秘めているフィリピン。皆さんもフィリピンでの法人設立を考えてみてはいかがでしょうか?

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フィリピン人って、こんな人!

フィリピンに進出起業する際に、フィリピン人の採用を考えてる方は多いと思います。

ここでは、フィリピン人に見られる特徴について書いていきたいと思います!ただ、同じ日本人でもいろんな性格の人がいるように、フィリピン人の性格も性別、出身地やその他要因によって様々なので、最終的にはそれぞれ個人として理解してあげてくださいね。

 

  • スペインの影響で、ラテン系!

フィリピンは、1521年から300年以上、スペインの統治下にありました。その影響もあってスペイン各地には当時の面影を残したヨーロッパ調の建築物が各地に多数転座しています。人々も、お昼にシェスタと呼ばれる休憩をとったり、昼3時にミリエンダと呼ばれる軽食を取る文化が根付いています。キリスト教を振興する人も多数います。

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  • 勤勉だけど、プライドが高いので怒るときは要注意!

フィリピン人は、女性が家庭内で強い傾向があり、「旦那のため、、家族のため」と一生懸命働くフィリピン人女性が多いといわれています。ただしプライドが高いため、人前で説教したりなどは御法度です。注意するときは、個室などで1対1の状況を作りするようにしましょう。

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  • 語学は堪能! 数学はちょっと。。

自分も数学ダメだったな。。(おい

今までいろいろな国の統治下にあって、トライリンガルなんて珍しくないほどフィリピン人の方は語学が堪能です。ただ数字に弱い傾向があるみたいなので、しっかり数値は確認しつつ、間違いを見つけた際は相手のプライドをへし折らないように注意してあげてくださいね。

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いかがでしたでしょうか?日本人とは相性がいいとされるフィリピン人労働者の方々ですが、法人設立時に採用を考えてみてはいかがでしょうか。性格を理解し、しっかりフォローしてあげることによって現地法人の主要メンバーとして活躍してくれると思います。雇用の際は法律や規制をちゃんと確認し、ルールを守ってくださいね。Wiki Investmentでは、雇用の際に守る必要のある会社法や、税法、投資などの情報が満載です!是非見てみてくださいね。

フィリピンで会社設立! ~どこに会社を立てようか 後編~

前回に引き続き、フィリピン国内の主な都市について見ていきましょう!

 

philippinessetsuritsu.hatenablog.jp

 

  • バコロド

 フィリピンの中部に位置するヴィサヤ諸島内、ネグロス島北部の都市で、人口は2000年調査で429,076人、面積は161.45㎢となります。主にサトウキビやコメなどの農業と漁業を主な産業としていますが、近年はコールセンターなどが進出し、産業の一角を担うまでになっています。空の入り口としてバコロド=シライ国際空港が北部にあり、近隣諸島の窓口としても活躍しています。日本食レストランが数点点在するほか、近年ユニクロが2016年内の開業を目指し店舗を建設中です。

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  • カガヤン・デ・オロ

フィリピン南部民棚東北部の都市で、人口553,966人、面積488.86㎢です。ルンビア空港が現在空の玄関口となっていますが、ラギディンガン国際空港の建設が進んでおり、今後カガヤン・デ・オロおよびミンダナオ島各都市の新たな空の玄関口として期待されています。まだ日本からの直行便もなく、少々不便ですが、新規設立の穴場なんじゃないかと思ったり増します。ちなみにカガヤン・デ・オロとは、「カガヤンの金」という意味です。

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  • パンパンガ州

北部ルソン島中部の都市で、人口1,882,730人、面積2,180.7㎢となっています。アンヘレス内に米軍基地跡地を利用したクラーク経済特別区があり、整備された街並みや安定した治安などで留学生にも人気のスポットです。

主な進出日本企業

ヨコハマタイヤ

アデランス

デンソー

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いかがでしょうか?前回紹介した都市と比べて、設立、営業を行っている日本企業が少なく、紹介できなかったのですが、逆に日本企業の少ない地域として、進出設立のチャンスともいえると思います。特に南部のカガヤン・デ・オロは新空港開業もあり、来客が増えると同時にビジネスの多様化が見込まれます。

日本の面積比で8割未満程度の国土面積ですが、ここで紹介できなかった、日本の都市に負けない魅力を持った地域がまだまだたくさんあります。フィリピン進出、法人設立に興味を持たれた方、是非Wiki Investmentをご覧ください!

 

フィリピンで会社設立! ~どこに会社を立てようか 前編~

一口にフィリピンといっても様々な跡地がありますね!

フィリピン進出、法人設立をお考えのあなた、今回はフィリピンの都市について説明していきたいと思います!

 

  • マニラ

フィリピン北部に在し、フィリピン共和国の首都。人口は2007年で166万人。ニノイ・アキノ国際空港からタクシーで8キロの距離にあり、タクシーやバスなどで移動します。

首都のため、多くのに日本企業が進出、法人設立の第一歩として選択しています。

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主な進出日本企業

UNIQLO

牛角

和民 など

 

  • セブ

フィリピン中部に位置する、有名観光地セブ島と、その近辺の島々を指します。人口は2,439,005人、面積は4,932.79㎡で、リゾート業の他に、近年コールセンターやIT企業の進出、会社設立が盛んです。空の玄関口は、マクタン・セブ国際空港となっており、各離島へは主に橋などの陸路や船を利用します。

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主な日本企業

NEC

麻生製薬

ニスコ など

  • ダバオ

南部ミンダナオ島東部の州で、人口は2010年統計で1,449,296人、面積は2,444㎡で、農業、工業が盛んな地域です。近年情報技術産業への転換を図っており、玄関口はダバオ国際空港となります。

日系企業の進出はまだ少ないようですが、米国系コールセンターなどが千人規模で在席しています。

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マニラ、セブ、ダバオ近くのミンダナオの3都市には日本商工会議所のオフィスがそれぞれあり、経済的観点からも日本企業が進出、法人設立しやすい環境が整っています。

この機会にフィリピン法人設立はどうでしょうか?Wiki Investmentでは、フィリピンでの法人設立や運営、投資、法令に関する情報が満載です!ぜひ見てみてくださいね!

優秀なフィリピン人エンジニア育成へ フィリピン専門職規制委員会

電子、電気、機械関連のエンジニア育成は、フィリピン政府が現在力を入れているセクターの一つです。2015年10月、フィリピン政府機関であるフィリピン専門職規制委員会(PRC)は、電気エンジニア国家資格試験をパスした生徒が多い成績優秀大学を発表しました。中には優秀合格者を日本での研修に参加させる大学もありました。

元来より語学に長け、勤務対応も評判の良いフィリピンの労働者ですが、政府の援助で、今後フィリピン出身の優秀なエンジニアが多く世に出てくることが期待されます。日本での研修に参加したという経歴を持った方も今後増えていくことが予測され、フィリピン進出、法人設立を考える日本企業にはいい傾向ですね。双方の文化を理解する方がフィリピン設立法人内にいると、コミュニケーションの効率化、現地従業員の意思の疎通に大きく貢献し、作業効率も上がります。

日本人にとってなじみの深い、そして今後市場成長が見込まれるフィリピンで、法人設立を考えてみてはいかがでしょうか。Wiki Investmentでは、設立時の手続きや必要書類、法律や税務の解説など、わかりやすく記載されていますので、チェックしてみてくださいね。